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Kids Lifesaving Program
萩の海・Jr.ライフセービング教室『萩ッズセーバー』

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■□■ Kids Lifesaving Program『萩ッズセーバー』主宰にあたり ■□■

 

■学校教育における水辺(海洋を含む)教育の現状と課題

 旧学習指導要領から創設された「総合的な学習の時間」は、従来の教科枠を超えたテーマを設定し、何よりも児童・生徒が具体的な体験活動を通して、自ら学ぶ力や学び方、調べ方などを身に付けていくことがねらいとされていました。

 新しい学習指導要領では、「生きる力」を育む理念のもと、従前と同様に体験活動を行うことを重視しています。体験活動の具体例としては、自然の偉大さや美しさに出会ったり、その中で友達と関わったりしながら協同的に学ぶ「自然体験活動」が挙げられています。自然と関わる体験活動を通して、自分と向き合い、他者に共感することや、社会の一員であることを実感することが期待されています。加えて、現在の児童・生徒を取り巻く社会環境の中では、自然の中での遊び体験が不足しており、自然との関わりを深める教育が大切であることから、小学校では体育、中・高等学校では保健体育科の教科において、「水辺活動」などの実施が奨励されています。しかし現実的には、危険を多くはらむ環境であるという、安全の消極的認識や専門知識の不足などから、学校教育過程における水辺教育を積極的に実施している学校は、決して多いとは言えません。

 水辺活動を実施するにあたっては、「安全」は第一に優先されるべき事項です。自然の中で実施される活動では、ある種の危険が内在します。しかし、単に生命を水から遠ざけるのではなく、むしろこれからは水と親しむことによって、危険を回避する姿勢を養う教育を目指さねばならないと考えています。すなわち、「安全の自立性」です。水辺活動への参加は、危険を正しく理解し自律的な安全の上に成り立ってこそ意味があり、ライフセービングという概念、すなわち生命を尊重する心を育てる教育が必要であると考えています。

 

■■次の世代を担う子どもたちへの、自然(海)と人とのふれあい育成

 ライフセービングとは「水辺の事故防止のための実践活動」を意味し、一般的にプールや海水浴場での監視・救助活動(救命)、競技スポーツ(競技)としての側面が広く知られていますが、5つの事業(救命・競技・教育・環境・福祉)を柱に、全国で普及の輪が広がっています。萩S.L.S.Cでは、中でも「教育」に関するライフセービングに対し、公力を入れていきたいと考えています。

 

■■■ 『萩ッズセーバー』のプログラムについて

 「救う」ことよりも「守る」ことを大切にしながら、子どもたちの明るい未来を創る活動、それがキッズ&ジュニア・ライフセービング・プログラム『萩ッズセーバー』です。

 『萩ッズセーバー』では、「救う」前にできることを活動の柱とし、子どものいのちを守り、育てる。子どもの未来を守り、育てる。そして子どもをとりまく萩の自然(海)を守ることを課題として、2014年夏、開講しました。

 子どもが新しい何かにチャレンジすることは、自分の視野を広げ、好きなことを見つける良いきっかけです。ひとりでも多くの子どもが、未来を楽しみにすることができるように、『萩ッズセーバー』では子どもたちが新しい体験を楽しみ、笑顔の経験を積む“チャレンジ”の場を作ります。

萩サーフ・ライフセービング・クラブ

國 木  孝 治

2023夏 10th Anniversary!!

萩の海・Jr.ライフセービング教室

「萩ッズセーバー 2023」

①開催要項

 

 

 

②フライヤー

 

 

 

③申込フォーム

https://forms.office.com/r/eqvsbFd92h

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